カラー戦略(カラーマーケティング)、ユニバーサルカラーのビジュアルカラー研究所(福岡)
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Let's カラーマーケティング

【商品開発】色のちからを見方にしていますか?

 最近話題になる商品は色で劇的に売り出されています。
または自然に買いたくなるように色彩心理をたくみに利用してパッケージや広告が作られています。

 今までのように安いだけでは売れない。多様化する好みに煽られ商品のライフサイクルはますます短命になっています。
景気は回復の兆しとはいえ、売れるもの、売れるサービスの仕組を作るにはマーケティングは不可欠です。

しかも新しい視点が必要です。

【販売促進】人も物も見た目が9割

 「人は見た目が9割」というベストセラーがありますが人間は見るという行為でほとんど のことを決定しています。
色は形よりも素材よりも一番早く伝わり一番長く記憶に残る性質があります。
ここにカラーがマーケットを牽引するといわれる秘密があります。

 カラーの心理的生理的特性を生かし「いかに価値を生み出すか」
適正なカラーの配置で「いかに効果をあげるか」

単に目立つためだけのカラーではなく、売り上げをのばすために、カラーコンセプトを中 心に販促を行うのがカラーマーケティングです。

【ブランディング】色を正しく使う

 この世の中で色を一色だけで見るということはあり得ません。 商品そのものの配色はもちろんのこと、それが使われる背景、組み合わせるもの、ディスプレイひとつでも物の 印象は変わります。

誰に(どういうものを好む人に)何を(どんなメッセージを)届けたいのか。
企業CIから広告宣伝商品接客売り場・・・ブランディングに色はもっとも大きな力を発揮します。  たとえば・・・

カラーマーケティング研究会         

―――カラーマーケティング研究会では テーマを決めて「ある色」を定点観測したり、 話題の色、旬の色、気になる色を取り上げてその効果を検証しています―――

「電子マネー〜親しみやすさが必須?」

 今春からセブン&アイ・ホールディングスの 「nanaco ナナコ」と イオンの
「waon ワオン」2つの電子マネーがスタートしました。

 ちょうど6月20日付のMJ「日経流通新聞」2007年上期ヒット商品番付「西の横綱」に電子マネーが  選ばれていました。そのヒットの秘密を色の角度からみてみましょう。

電子マネー「ななこ」     電子マネー「わおん」

 セブン&アイ・ホールディングスのコーポレートカラーは「赤・オレンジ・緑」、イオンは「赤紫」、 でもカードはそれぞれ「七色」と「水色」ですね。 キャラクターには「キリン」と「犬」が使われています。
両社ともコーポレートカラーとは異なる新しい色に新しいキャラクター。

 共通してイメージされるのは
親しみやすさ、かわいらしさ、優しい色合い、主張しすぎないスマートさ、カジュアルさ、気軽さ、楽しさ・・・・・ ではないでしょうか?
 どちらのお店も幅広い年代の方を対象にしていますが、特に女性を意識していると感じます。
また携帯するものであり、人前で使うものなので上記のようなイメージを大事にしたのでは。

 「nanaco」は7色も使っているのにうるさい感じがしないですね。
使われている色を見てみると、

ななこ配色

それぞれの色のトーン(色の調子=明るさや鮮やかさ)を同一または類似にして統一感を出しています。

トーン色相環

そして赤〜紫の色の順番が虹の色の順番に似ているので自然に感じます。

 ただし、類似トーン配色と色相のグラデーションになっていますが、彩度の高い多色配色なので配色の種類としては「きわだち」になります。

 「waon」の水色は青に白を混ぜているので青ほど寒い感じやかたい感じがせず、でも青のもつスマートさや  青空、水のような爽快感を感じさせます。  白を混ぜて淡くすることで優しさもでてキャラクターとして使われている白い犬のかわいらしさとうまく  マッチしています。

 せっかくなので首都圏が中心ですが、鉄道・バスで使われている電子マネーも紹介します。

電子マネー「スイカ」     電子マネー「パスモ」

どちらもさきほどと同じイメージがしませんか?
この電子マネーにも実はかわいいキャラクターが使われていて、わかりやすさ、覚えやすさなのかキャラクターは外せないようですね。

4つの電子マネー

4つともハードよりもソフトなイメージであることは間違いないようです。


2007.7.10 カラーウオッチャー 河北浩江
監修   伊藤恵美子

カラーセミナー        

「魅せる色!あなたの会社はどのようにみられている?」

 政治(選挙)もヒット商品も色で動く時代です。

それは色がもっとも早く人の脳に伝わり、もっとも長く記憶に残りやすいからです。
事件の目撃情報などで○○色の車や○△色の服装と表現するようにひと目で印象に 残る情報なのですね。

どういうふうに見られているか・・・つまり「イメージ」は大事です。

そのイメージを大きく左右するのが色ですが、十人十色というように色はなかなか つかみどころのないものと思われています。
生まれ育った環境や職業、生活経験などから人のイメージは一様ではないのですが 色でさぐってみると結構共通点もあることがわかります

   詳細はこちら

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