カラーマーケティング研究会

プライベートブランドのロゴの色が表すものは? B  ― お求め安さと品質の高さ ―

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プライベートブランドのロゴの色が表すものは? A
 ― お求め安さと品質の高さ ―

――カラーマーケティング研究会では テーマを決めて「ある色」を定点観測したり、 話題の色、旬の色、気になる色を取り上げてその効果を検証しています――

3回にわたってお伝えしていますプライベートブランドのレポート、最終回は西友・サニー「Great value グレートバリュー」です。

V 西友・サニー「Great value グレートバリュー」

 ブランドのコンセプトは「おいしく食べて元気で楽しい毎日を」
100%品質保証をモットーに毎日の生活に必要な食品から日用品までそろえたブランド。
満足いただけない場合は代金を返金するとのことです。

同じロゴで2つの配色パターンがあります。
@青の背景に黄色の文字   A黄色の文字に黒のふちどり

西友・サニー、グレートバリューのロゴ

《check》 青はスポーツドリンクや牛乳のパッケージに使われていますが、食欲を減退 させる色なので商品によって注意が必要です。

アメリカではこれを利用してダイエット食品のパッケージに使ったり、冷蔵庫のライトに使っている例もあります。

@は高彩度で補色の関係なので目立ちます。
ただし、背景の青の部分のスペースが広いので落着いた印象も受けます。青は気持ちを落着かせる働きがあります。また理性 や誠実さも表すので品質保証の信頼感を表しているといえます。
またメインの文字は線が細くきちんとした印象なのでこの書体からも信頼感が感じられますが、親しみやすさには欠けるので、やわらかい書体と組み合わせているのでしょうか。さらに陽気で明るいイメージをもつ黄色を使うことで、お求めやすさや気軽さを伝えています。

また青は自然の食べ物の色にほとんど見られない色なので食品に使うときは注意が必要です。

《check》 黄色は色相の中で最も明るく輝きに満ちた色です。
大きく見える膨張色であり、飛び出して見える進出色でもあるのでよく目立ち、注目性も高いという性質を兼ね備えています。

《check》 色によって軽そう、重そうと感じる軽重感は明度が重要です。
中明度を境にして低くなると重く感じ、高くなると軽く感じます。

Aの方は背景色が無く、黄色の文字に黒のふちどりをつけています。
黄色は明度が高いので背景が白など高明度の場合、見えにくくなります。背景との明度差がない場合はこのように明度の違う色でセパレート することで見えやすくなります。
@に比べて青が無いため明るく軽やかな印象です

 以上3つのプライベートブランドロゴを見てきましたが、イオンと西友・サニーはお求やすさを暖色で品質の高さは明度を低〜中明度にすることで表しているといえます。
ダイエーのロゴからはお求めやすさ、親しみやすさが感じられます。

 以前のプライベートブランドといえばナショナルブランド(大手メーカーの商品)に似たデザインで価格の安さを前面に出したものが多かったのですが、現在はそれぞれこだ わりをもった商品などを揃えロゴもそれにあわせた配色、デザインになっているようです。

※内容はレポーターの意見であり、メーカー等とのタイアップはありません。


2008.8.25 カラーウオッチャー 河北浩江

カラー戦略(カラーマーケティング)、ユニバーサルカラーのビジュアルカラー研究所(福岡)

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