カラーマーケティング研究会

おもちゃの色は派手じゃないとダメなの? 1/2

TOP > カラーマーケティング > カラーマーケティング研究会

おもちゃの色は派手じゃないとダメなの? 1/2

――カラーマーケティング研究会では テーマを決めて「ある色」を定点観測したり、 話題の色、旬の色、気になる色を取り上げてその効果を検証しています――

子どものおもちゃの色というと派手な赤や黄色のブロックやキャラクターのイラストが入 ったはっきりとした色使いのものが多くみられます。
いただいたものばかりですが、家にあるおもちゃの写真をみても派手なものばかりです。

そこで今回は子どものおもちゃの色を探ってみました。

今、子ども(ベビー、キッズ)向け市場は少子化、エコロジー志向などの影響を受け、 上質なものや長く使えるもの、デザイン性のあるものが増えています。また親世代のライフスタイルへのこだわりもあり、 インテリア・ファッションなどではそのこだわりは子ども用品にも反映されています。 おもちゃの色もインテリアなどにあわせてもっとバリエーションが増えてもいいと 思うのですが、なぜ偏っているのでしょうか。

タイプの違う2つのおもちゃを取り上げて考えてみました。

◎てんとう虫のおもちゃ:Bit'z

まるで絵の具をちりばめたようなおもちゃで、ポップな色使いが丸くてキュートなてん とう虫にぴったりです。
色相は赤から紫まで全色相にわたっています。
トーンはビビッドトーンをメインに全体的に高彩度。
面積の広い葉の部分の緑とてんとう虫の背中の赤が補色対比なのでまず目を引きます。

この多色使いと高彩度の組み合わせの配色のイメージは「派手、元気、アクティブ、 興奮、にぎやか」
Bit'zというシリーズのコンセプトは「ファッショントレンドを意識しながら楽し いアートとキャラクターで表現する」ということです。
確かにわくわくするような楽しいデザイン、色使いです。

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ色を識別することができません。動くもの明るい方に反応します。 生後2〜3ヶ月で色覚が芽生えますが、まだものを見て覚えることはできず、一つのものに両目を固定することもできません。 最初は黄色やピンクなどの淡く明るい色に反応します。 その後、赤や緑などの色を認識するようになりますが、生後9ヶ月ごろまではまだ脳の細胞分裂が行われている時期です。 乳児は外からの刺激を無条件で吸収するので、この時期に鮮やかな色にふれることで脳細胞によい刺激をあたえることも必要だと思います。
(※参考:野村順一著「色の秘密」)

※内容はレポーターの意見であり、メーカー等とのタイアップはありません。


2008.4.28 カラーウオッチャー 河北浩江
監修   伊藤恵美子

カラー戦略(カラーマーケティング)、ユニバーサルカラーのビジュアルカラー研究所(福岡)

サイトマップ

  • セミナー・講演
     (企業団体様向)
    • カラーコンサルティング
    • カラーマーケティングセミナー
    • 社員研修(色彩指導)
  • 色彩教育
    • 配色専科
    • カラーマーケティング専科
    • 色彩ビジネス専科
  • UDカラー
    • ユニバーサルデザインの色彩
    • 高齢視
    • 共用色彩
  • インテリア
    • インテリアカラーコーディネーション
  • コラム
    • カラー戦略
    • ユニバーサルな色
    • NEWSな色
    • シネマな色
    • iroiroな色
    • 色の取説
    • カラーのお仕事
  • プロフィール
  • 更新履歴
  • リンク

CONTACT US

お問い合せ